ミミロッコ
NEWS2025.07.22
最北端の秀景
夏を迎えた北海道。道内各地で花の絶景が見られる時期であるが、
今回は花ではなく、自然の風景そのものを求めるドライブを敢行。
海を隔ててみるため気象条件が邪魔してなかなか見ることができない「利尻富士の遠景」と、
人の手と自然とマッチしてできた「白いみち」。
「利尻富士」は稚内市の南にある抜海(ばっかい)岬から海を隔てて約30キロ南西に
位置する利尻島の中央にそびえる高峰。
前回は霧で見ることができなかったが、
今回は気象条件に恵まれ念願の対面を果たすことができた。
「白い道」は稚内周辺の特産品であるホタテの殻を
洗浄して砕き道路に敷き詰めたもので、約3キロ続く。
真っ白の貝殻、生い茂る夏草、白い道が切れ込む海の群青。
正に珠玉のコントラストで、別世界にいる感覚を味わった。