ミミロッコ
NEWS2021.01.20
熱燗
熱燗
秋の収穫が終わり、冬の訪れとともに新種の仕込みが始まる。
日本酒に興味を持ち出すと、日本の風物詩を身近に感じ、寒いなかにもわくわくするものがある。
子供のころの集団予防接種のアルコール消毒の臭いが鼻について、
若いころは日本酒、特に熱燗を好んで口にすることはなかったが、やがて年を重ね、
まずは冷酒の飲み心地の良さを覚え、旅先では地酒を見て回る楽しみが増えた。
そしてこの冬、なんと熱燗の楽しみを覚えた。
腹をすかし、冷え切った体で家にたどり着いたあと、熱燗を一口含んだときの至福の温もりと香りが大いに気に入り、
正月用に買い込んだビールはほとんど残ったままで、純米酒の消費が鰻登りとなっている。
芳醇な香りと湯気が立つさまを思い出すと、そそくさと家路についてしまう今日この頃である。
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