ミミロッコ
コラム公開日 2022.07.06
アドレスホッパーの税金はどうなる?住民税を支払える3つの方法
アドレスホッパーは、ひとところにとどまらない新しい生活の送り方として現在注目を集めています。
有名なテレビ番組でも取り上げられたことで、一気に認知度を高めました。
度好きな人や、色々な場所に住んでみたい方から人気のアドレスホッパー。
しかし、定住しない生き方ということで気になるのは税金、特に住民税の扱いです。
このコラムでは、アドレスホッパーの住民税の扱いと開放的なライフスタイルが好きな方におすすめの施設をご紹介します。
アドレスホッパーの暮らし方などについては、以下の記事でも紹介しております。
合わせてご覧ください。
目次
1.アドレスホッパーでも住民税は支払う
アドレスホッパーとは1つの場所に定住しないで、仕事をしながら色々な場所に移り住む暮らし方です。
働き方改革や、コロナ禍におけるテレワークの急速な普及などで、新しい暮らし方として注目されています。
アドレスホッパーの特徴や、メリット・デメリットについてはこちらのコラムで詳しくご説明しています。
アドレスホッパーの暮らし方とは?住民票や保険はどうする?
しかし、働きながらアドレスホッパーをすることで気になるのは「住民税はどうやって支払うの?」という点ではないでしょうか。
住民税は住んでいる自治体に納める税金ですが、色々な場所に移り住むと住民登録ができません。
ホテルなどに住んでいても住民票を移せるケースもありますが、最低でも数ヵ月の滞在実績がないと申請できません。
では、アドレスホッパーはどうやって住民税を支払うのでしょうか?その方法は記事後半でご紹介したいと思います。
2.住民登録できないことの6つのデメリット
自分のタイミングで色々な場所に移りすむことは開放的で縛られない生き方ですが、自治体に住民登録できないことは様々な不便があることも知っておくべきでしょう。
2-1.公共サービスの使用ができないことも
一部例外もありますが図書館や自治体運営の施設は、基本的にその自治体に住んでいる人を対象にしています。
生活実態がその自治体にあるのに住民登録できないと、そうした公共サービスの利用ができないこともあります。
2-2.選挙に投票できない
住民登録がないと選挙に投票できません。
「選挙なんか行かなくてもいいしな~」と思う方もいますが、それは自分の権利を阻む政策や、社会の問題について意思表示をする方法を1つ失うということです。
とてももったいないので、選挙権は大切にしましょう。
2-3.免許など身分証の更新ができなくなる
免許証など、更新制の公的書類は手続きの際にハガキで通知が送られてきます。
運転免許証の更新はそのハガキがないと手続きできません。
住民登録していない・定住先がないと、このハガキも届かないので期限が来ても免許の更新ができなくなってしまいます。
2-4.ローンなどの審査が通らない可能性も
ローンなどを利用する際、定住先や決まった生活拠点がないと審査が通りにくくなる可能性もあります。
定職や十分な収入があったとしても、色々な場所に移り住んでいるという時点で信用が得られないケースも珍しくないようです。
そのため、高額なお買い物ができない、なんらかの融資を受けられない恐れもあります。
2-5.郵便物が届かない
住民登録していないと公的書類の郵便物が手元に届きません。
郵便局に申請すれば1年くらいは転送してもらえますが、転送期間がすぎると差出人に戻されるので重要なお知らせも手元に届かなくなってしまいます。
2-6.住民税の支払いができない
住民税は住民登録している自治体に納める税金です。
短期間に滞在先を変えるアドレスホッパーは滞在先を変える旅に住民登録するわけにもいかないので、どこかに住民票を置く必要があります。
「住んでいない場所に住民票を置けるの?」と気になる方もいるでしょう。
次の項目からその方法についてご紹介します。
3.アドレスホッパーが住民税を支払う方法は?
アドレスホッパーとして暮らしながら住民税を支払う方法としては、以下でご紹介する3種類があります。
3-1.実家などに住民登録する
一番手軽で費用もかからないのが実家や、家族の住む家に住民票を移す方法でしょう。
1人暮らししている場合は住んでいる物件から引っ越す際に、ご家族に相談して自治体の役所に届出を出しておきましょう。
メリットは、
新たに契約しなくてもいいところ
普通の住居なので社会的な信用を得やすい
場所を利用する費用がかからない
などがあります。
実家に住民登録をする場合は、郵便物の扱いについてよく相談しておきましょう。
3-2.住民登録できるサービスを利用する
シェアオフィスやコワーキングスペース、コリビングサービスの一部では、住民登録を許可している施設もあります。
そうした施設に住民票を移すというケースも一般的です。
ポータルサイトや施設の公式サイトに住民登録できるかどうかが記載されているので、よくご確認ください。
こうした施設を利用することの利点は、住民税の割合が低い自治体を選べることです。
住民税は自治体によって税率が違うので、節税にも繋がります。
ただ、住民税の割合だけで場所を選ぶと、郵便物や手続きをするための移動が大変な場合もあるのでアクセスの良さもある程度重要です。
アドレスホッパーのパイオニアである市橋正太郎氏は、以前は実家に、現在は自身の会社に住民票を置いているそうです。
3-3.アクセスの良い施設に長期滞在する
アドレスホッパーになりたい、もしくは興味がある方は、
色々な場所に行ってみたい
自分の時間を充実させたい
自由な生活スタイルを楽しみたい
といった考えをお持ちのことが多いです。
しかし、住まいを転々とするということはそれだけ心身も疲れますし、生活の質が環境や施設に左右される賭けでもあります。
長期滞在できて設備がよく、交通の便が良い施設を利用すれば、生活を安定させつつも旅行や旅を楽しめます。
宿泊施設であっても半年以上滞在していれば住民票が置ける所も多いので、住民税や公共の制度の扱いについても安心できるはず。
4.不安なくワーケーションしたいならサービスアパートメントという選択肢も
アドレスホッパーとして活動するのは、主に出社・通勤義務のない仕事をされている方です。
例えば、
エンジニア
マーケター
ライター
デザイナー
Webディレクター
Webコンサル
ブロガー
YouTuber
オンラインでの語学教師
その他テレワークができる職種
などが挙げられます。
こうした仕事はパソコンや必要な機材があればできるので、アドレスホッパーとして活動される方もいるようです。
しかし、頻繁に滞在場所を変えるということは、滞在先の環境によっても仕事のパフォーマンスが変化する可能性も孕んでいます。
色々な場所に行きたい、安定して仕事をしたいとお考えなら、アクセスの良い場所でのワーケーションもおすすめ。
ワーケーションでは滞在先の宿泊施設で仕事をしたり、その土地のシェアオフィスなどを利用することが多いですが、設備や環境には差があります。
ワーケーションの際におすすめなのが「サービスアパートメント」です。
サービスアパートメントは広々とした高級賃貸の良さと、充実したサービスでホテルの良さが合わさった施設で、テレワークが普及した現在人気が高まっています。
物件にもよりますが広い間取りの所が多く、ホームオフィスとして仕事場を確保できるので別途コワーキングスペースなどを契約する必要はありません。
アドレスホッパーやワーケーションに興味がある方は、ワークライフバランスの充実に力を入れている人も多いので、整った住環境で安定して過ごせるサービスアパートメントは良い選択肢の1つと言えるでしょう。
サービスアパートメントの設備はどんなものがある?ホテルとの違い
5.ミミロッコは住民登録可能で関西一円アクセス良好
ミミロッコは、JR芦屋駅徒歩1分の好立地にあるサービスアパートメントです。
芦屋は、兵庫・三宮、大阪、京都・奈良など関西一円へのアクセスもしやすく、神戸空港・関西国際空港からも近いので色々な場所に旅行に行きたい方にもぴったり!
もちろん、ミミロッコの周辺にも有名レストランや美術館、自然豊かな公園などがあり、いつでもフレッシュにお楽しみいただけます。
全部屋間取りやテイストが異なりますが、どの部屋もゆったりと空間を広く使っているので家で仕事したい方もストレスなくお過ごしいただけます。
もちろん、家具・家電・日用品も揃っているので身軽な状態でご入居可能です。
この画像は一例ですが、部屋を区切ってホームオフィスとして使っても十分な空間が確保できます。
周囲の環境も落ち着いているので、良い環境で作業やお仕事に集中できます。
ルームクリーニング・リネン交換サービス・常駐のコンシェルジュによるサポートもあるので、自分の時間を有効活用したいとお考えの方におすすめです。
資料請求や、気になる点のお問合せなどはこちらのページからお気軽にどうぞ。
まとめ
アドレスホッパーの税金、特に住民登録している自治体に支払う住民税の扱いは気を付けなければなりません。
アドレスホッパーとして生活する前に住民票をどこに移すかを考えて置かないと、住民税の支払いや公的サービスの利用などで支障が出てしまいます。
ご実家やシェアオフィスなどに住民票を移すケースが多いですが、アクセスがよく自分の時間を有効活用できる施設に滞在するのもおすすめです。
ミミロッコは交通アクセスがよく、施設内の設備やサービスも充実しています。
住民票も移せるので、QOLを上げて自分のスタイルで生活したいという方からもご好評いただいております。