ミミロッコ
コラム公開日 2023.10.10
外国人向けの賃貸住宅の特徴とは?探し方や注意点も紹介
外国人が日本での長期滞在や駐在で物件を探す際には、外国人向けの物件を探すようにしましょう。区画が広く欧米のライフスタイルに合っている賃貸住宅に住むことで、日本での暮らしがより快適になります。
この記事では、外国人向けの賃貸住宅の特徴や、物件探し、契約における注意点を紹介します。これから日本への長期滞在、駐在などを控えている方はぜひ参考にしてください。
目次
1.外国人駐在向け物件の特徴
外国人向け物件は、欧米のライフスタイルに合った構造をしていて家具・家電が標準装備になっているなど、日本人向けの賃貸と異なる特徴を持っています。また、物件区画が広めで、英語対応のスタッフがいるなどの特徴もあります。まずは外国人向けの物件の特徴をおさえておき、物件選びの参考にしてください。
1-1.欧米のライフスタイルに合わせている
物件全体として、欧米のライフスタイルに合わせた構造をしているのが特徴です。欧米の方の背格好に合わせて、天井は高く圧迫感のない造りとなっています。
また、ゲストルームやファミリールームといった、日本の賃貸住宅には一般的でない区画が用意されている物件も多いです。土足で過ごすケースも想定して玄関の土間部分がない、もしくは段差が低めに作られている物件もしばしばみられます。
1-2.複数のバスルーム
欧米の方は、家族でもゲストや子供とバスルームを共有しないため、複数のバスルームがついている物件が多いです。物件の間取り表記において、部屋数だけでなくバスルームの数が記載されている物件もしばしばみられます。
日本の一般的な賃貸物件はバスルームが1ヶ所しかない場合が多いですが、都市部を中心に複数バスルームの物件もあります。バスルームの数で妥協したくない方は、ぜひ探してみてください。
1-3.アプライアンスが標準装備されている
冷蔵庫やオーブンなど、基本的な家電・アプライアンスが標準装備されている物件が多いです。電圧の違いやそもそも荷物が多くなるという理由から、海外から日本に家電を持ち込むのは困難といえます。
家電を全て日本で新規購入するのは外国人にとって大きな負担となるため、標準装備となっている物件が自然と増えているのです。
1-4.全体として広めの区画
物件全体で見た時に、日本の標準的な賃貸物件よりも広めに区画が取られる傾向にあります。欧米を中心に、海外の物件は各居室が広めに作られています。
また、ゲストルームや複数のバスルームなど、日本の一般的な部屋には見られないスペースが必要です。こうした条件を充足すると、自然と占有面積が広くなります。
1-5.英語対応のスタッフがいる
英語対応できるスタッフは、多くの外国人賃貸物件に常駐しています。日本に来る外国人みんなが日本語に堪能とは限りませんし、たとえ話せても自分が得意な言語でコミュニケーションを取れた方が快適に生活できるでしょう。最近では、英語に加えて中国語に堪能なスタッフを配置している物件もみられます。
2.外国人向け駐在物件の探し方
コロナ禍で一時的に落ち込んだものの、外国人の訪日者は長い目で見ると増加傾向にあり、外国人向け物件に対応したサービスも充実してきています。今では賃貸ポータルサイトで外国人向け物件を検索可能です。一方で、物件の詳細を確認するときや実際に契約するときには、外国語に対応できる仲介業者を利用した方が認識相違やトラブルを予防できます。
2-1.賃貸ポータルサイトからでも検索可能
近年は大手の賃貸ポータルサイトであれば、外国人向け賃貸物件を検索条件などで絞り込んで検索できたり、外国人向けの特設ページが用意されていたりする場合が多いです。Webサイト自体も英語など外国語の翻訳版があるケースが多いので、積極的に利用しましょう。
ただし、日本語ベースのサイトを翻訳して公開している場合が多く、条件面や物件の特徴などが正確に表現されていないリスクもあります。Web上の物件情報だけを鵜呑みにせず、かならず仲介業者や大家さんに詳細を確認してください。
2-2.外国語対応の仲介業者を利用
契約上のトラブルを回避するためには、英語をはじめとした外国語対応の仲介業者を利用してください。業者からは物件に関する正確な情報を収集する必要がありますし、重要説明事項などの説明を受ける必要があります。
たとえ日本語がある程度堪能な外国人でも、難解・独特な言い回しに苦労したり誤認したりするリスクがあります。確実に内容を理解したうえで契約するためには、英語もしくは母国語で説明を受けられた方が安心です。
2-3.大家さんも英語対応していると安心
大家さんが英語対応していた方が、いざ暮らし始めた後の相談事や連絡の際にストレスがかかりません。大家さんと連絡を取る場面というと、室内のトラブルや不具合など困りごとに関する相談などが多くなります。使い慣れた言語で話せた方が、落ち着いて話せて安心です。
外国人向けの物件なら大家さんも英語対応しているケースが多いので、仲介業者に相談してみましょう。外国人が駐在するときには、滞在期間の都合で短期滞在となることも多いでしょう。短期賃貸の利用を検討している方は、以下の記事も参考にしてください。
短期賃貸とは?メリット・デメリットや手続きの流れを紹介!
3.外国人向け駐在物件を借りるときの注意点
物件選び以外にも、外国人向け駐在物件を探す際には注意すべき点がいくつかあります。次に紹介するポイントをおさえて、トラブルなく快適な日本暮らしを実現させましょう。
3-1.入居審査が必要になる
外国人が賃貸に住むうえでは、入居審査を通過する必要があります。日本人でも入居審査は行われているのですが、通過するハードルが相対的に低いためあまり懸念材料となることはありません。
一方で、外国人の場合は保証人設定や収入の証明にしばしば苦労します。もしグローバル企業の異動などで日本に駐在する場合は、まず企業にサポートを仰ぐのが最もスムーズです。また、仲介会社にサポートを頼むのも一つの選択肢といえます。
3-2.賃料は平均よりも高めになる
外国人物件は、一般の日本の賃貸物件より賃料が高めになるケースが多いです。設備充実していて間取りが広い傾向にあるため、それだけで賃料が高止まりする要因となります。
また、外国人の方が不慣れな地で不便を強いられることの内容、都市部かつ利便性の高い場所にある物件が多いことや、外国人対応のスタッフの人件費など、さまざまな要因が賃料水準の上昇要因となります。
3-3.生活習慣の違いなどによるトラブルに注意
生活習慣の違いが、しばしばトラブルとなります。たとえば、ホームパーティを開く文化のある外国人の方などは、騒音がトラブルの元となりがちです。そのほか、ゴミの分別や宗教的・文化的な習慣の違いなどがトラブルを引き起こす場合もあります。
外国人中心の物件でも、外国人同士でトラブルになるケースが少なくないので注意しましょう。各物件のルールをよく理解したうえで、近隣の住人に配慮しながら生活することが大切です。
4.外国人駐在の方には英語対応の神戸・芦屋の「ミミロッコ」がおすすめ!
神戸・芦屋で日本暮らしを始める外国人駐在の方には、サービスアパートメントのアパートメントがおすすめです。ミミロッコには住む人の家族構成に合わせてさまざまな居室があり、いずれも外国人の方でも快適な広々とした間取りになっています。
基本的な家具・家電つきなので、初期費用や手間なく日本での暮らしを始められます。リネンやルームクリーニングのサービスもあるため、仕事などで忙しい方にもおすすめです。
コンシェルジュは英語などの外国語対応なので、さまざまな相談やサービスなどをスムーズに依頼できます。実際に海外から来訪者のゲストハウスや赴任時の滞在先として、多くの方が利用しています。
サービスアパートメントなので、滞在期間に応じて柔軟に入居期間を契約可能です。芦屋駅から徒歩1分と近いので、大阪・神戸方面へ仕事に行く時にも便利です。関西での駐在や長期出張には、ぜひミミロッコでの滞在を検討してみてください。
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