ミミロッコ
コラム公開日 2023.08.30
家具付き賃貸のデメリットとは？メリットやおすすめな人も紹介
転居が多い方は、転居のたびに大型の家具の荷造りが発生し手間がかかります。間取りによって家具の過不足が生じて、そのたびに処分や購入費用がかかるのも難点です。
家具付きの賃貸を選べば、こうした転居時の手間やコストを抑えられます。一方で、備え付けの家具が古く汚い、破損したときに費用を負担するリスクなどのデメリットもおさえておきましょう。
この記事では家具付き賃貸のメリットやデメリット、おすすめな人を紹介していきます。今後の物件選びの参考にしてください。
目次
1.家具付き賃貸住宅とは？
家具付き賃貸住宅とは、文字通り家具が初めから付いている物件です。多くの賃貸物件は、キッチンやトイレや浴槽など、取り外し困難な一部の設備を除き家具がついていません。そのため、間取りに応じて必要な設備を購入する必要があります。
家具付き賃貸住宅は、生活に必要な家具・家電が備え付けになっている物件です。家具・家電なしに入居可能なので、転居時の引っ越しの手間や、家具・家電の処分および購入コストを削減できます。
クリーニングなどの付帯サービスもある場合は、サービスアパートメントと呼ばれることもあります。サービスアパートメントについてはこちらの記事も参考にしてください。
サービスアパートメントとは？料金水準や東京・大阪の物件例を紹介！
1-1.ついている家具の例
ついている家具・家電の例としては次のようなものがあります。
- ・テレビ
- ・洗濯機
- ・冷蔵庫・炊飯器・電子レンジなど調理家電
- ・エアコン
- ・掃除機
- ・カーテン
- ・ベッド
- ・デスク・テーブル
- ・ソファ・いす
ただし、実際に備え付けられている家具・家電は物件により異なります。自分に必要な家電が付いていなかったということがないように、備え付けられている設備は事前に確認しましょう。
2.家具付き賃貸のデメリット
家具付き賃貸にはデメリットがいくつかあるため、全ての方が家具付きを好むわけではありません。物件選びを進める前に、家具付き賃貸のデメリットをおさえておきましょう。
2-1.デザインが好みでないリスク
備え付けられている家具や家電のデザインが好みではないリスクがあります。家具・家電は内装のデザインにも大きく影響を与えるため、家具の配置や内装の色調などの面で、自分好みの部屋にできない可能性があるでしょう。
また、調理家電のデザインは使いやすさにも影響を与えます。慣れないデザインの家電で家事をこなすことに煩わしさを感じる方も少なくありません。
2-2.部屋のレイアウトが制限される
大型の家具・家電は移動が難しいため、部屋のレイアウトが制限されます。ベットや冷蔵庫などの大型の家具・家電は、一度設置すると移動しづらく、部屋のレイアウトが決まってしまいます。
なんとか模様替えしようとしても、寸法が合わないなどの理由で選択肢が狭まってしまう場合もあるでしょう。自前の家具・家電であれば、コストをかければレイアウトに合った寸法の家具・家電への買い換えも可能ですが、備え付け賃貸では買い換えも原則できません。
2-3.家具は中古品で汚い可能性も
備え付けの家具・家電は、基本的に以前の入居者も使用した中古品で、古く汚れている可能性があります。入居者によっては、他人が使用したことのある家具・家電を使うことに抵抗がある方もいるでしょう。
特に、冷蔵庫やオーブンなどの食品を扱う家電、洗濯機など清潔にしておく必要のある家電などは、きれいな状態の製品を使いたいと考える方も少なくありません。
2-4.故障した場合に修繕・交換を負担させられる可能性もある
自分が入居期間に備え付けの家具が壊れてしまったら、修繕や交換費用を負担されるリスクがあります。せっかく初期費用を抑えても、結局家具・家電の処分と購入費用が発生する可能性も無視できません。
特に、契約上で備え付けの家具・家電が、物件の設備外で「貸与・無償貸与」となっている場合には、修繕や交換の費用負担を迫られる可能性が高いので注意してください。
3.家具付き賃貸にはメリットも多い
家具付きの賃貸には複数のメリットがあり、中には好んで住む人もいます。メリット・デメリットの両面を理解したうえで、家具付き賃貸を利用すべきか検討しましょう。
3-1.初期費用を抑えられる
入居時に、家具や家電を購入するコストを抑えられるのが大きなメリットです。室内全体の家具・家電を揃えるとなると、安くても数十万円、高いと数百万円のコストがかかります。
転居前に一定の家具・家電を持っていたとしても、部屋の間取りや内装次第で追加購入が必要となるケースが少なくありません。初期費用を抑えるうえで、家具付き賃貸は有効な選択肢となるでしょう。
3-2.転居の手間が少ない
大型の家具・家電がない分、引っ越し全体の負担が軽減されます。まず、自分で行う荷造りや運搬の手間が減るでしょう。
運搬する荷物量が減るため、引っ越し業者に支払う費用や引っ越し当日の所要時間も削減できます。さらに、運搬完了後の荷ほどきの負担も少なく済みます。このように引っ越しに伴う費用や作業の負担を減らせるのです。
3-3.処分、リサイクルなどの対応が不要
家具や家電の粗大ゴミや家電リサイクル法に従った処分の対応が減ります。転居先の内装によって、多かれ少なかれ処分する家具・家電が発生するケースがほとんどです。
具体的な処分方法は自治体によりますが、家具・家電は処分するにもコストがかかります。さらに、所定の手続きを踏んで専門業者や担当者に依頼しなければならない場合もあるでしょう。
家具付き賃貸を利用して、家具を極力所有しないようにしておけば、転居のたびに家具・家電の処分に手間がかかることもありません。
4.家具付き賃貸のデメリットを抑えるためには？
家具付き賃貸のデメリットを抑える方法がいくつかあります。家具付き賃貸に住みたいものの、デメリットがどうしても気になるという方は、ぜひ実践してみてください。
4-1.情報収集と下見で設置家具の内容や品質をチェック
物件紹介を受ける時点で、備え付けの家具の種類や型番などは確認できます。大型の家具については大まかな設置場所も聞けるでしょう。
さらに、本契約前に物件を下見するのがおすすめです。そのときに、家具・家電の状況を確認することで、備え付け設備の品質を確認できます。備え付け設備に不足があったり、家具
・家電が古く汚かったりといったリスクを回避できるでしょう。
4-2.契約内容で故障時の対応を確認
備え付け設備の故障時の対応については、契約書で確認しておきましょう。自分の契約期間に壊れたとしても、過去の入居者の不適切な使用状況や経年劣化が原因であった場合には、費用を負担するのは合理的とはいえません。
良心的な契約であれば、入居者の大きな過失でない限りは備え付け設備の修繕・交換の負担は強いられない場合もあります。家具付き賃貸の物件選びでは、破損時の負担条件についても確認しておきましょう。
4-3.間取りやレイアウトも含めて自分に合ったものを検討する
物件を下見するときには、家具そのものの品質だけでなく間取りや内装、レイアウトなど部屋全体との調和を確認してください。家具付き賃貸はレイアウトの調整があまりできないので、入居時点の状態で満足できるデザインの物件を借りましょう。
5.家具付き賃貸におすすめな人
家具付き賃貸には、次のような方がおすすめです。
- ・初期費用を抑えたい
- ・転居が多い、アドレスホッパー
- ・単身者や当面家族構成が変化しない
- ・インテリアのデザインにあまり興味がない
- ・中古品の家具・家電を抵抗なく使う
以上の特徴に当てはまる方は、家具付き賃貸のデメリットがあまり気にならず、またメリットが大きいと考えられます。
6.神戸・芦屋のサービスアパートメント「ミミロッコ」はデメリットが気になりにくい家具付き賃貸
神戸、芦屋周辺で家具付き賃貸を探す方には、サービスアパートメント「ミミロッコ」がおすすめです。
ミミロッコの備え付け家具や家電は充実しているため、設備を追加購入する必要はあまりないでしょう。いずれの設備もきめ細やかな手入れがされているので、清潔で安全に使えます。部屋により若干異なる場合もありますが、備え付けの家具・家電の例はこちらです。
ミミロッコの設備・電化製品一覧
さらに、居室内が広々としているので、備え付け家具・家電が原因で狭い印象を感じることはありません。居室それぞれが、独自のコンセプトに基づいてデザインされたこだわりの内装となっています。自分に合ったデザインの居室を選択すれば、内装に悩まされる心配もないでしょう。
また、ミミロッコではルームクリーニングやリネン交換を行っているため、日々の清掃の手間も削減できます。仕事などで忙しい方にもおすすめのサービスアパートメントです。
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