ミミロッコ
コラム公開日 2023.04.25
ホステルとは?メリット・デメリットやホテル、ゲストハウスとの違い
ホステルは他人との相部屋で素泊まりとなる一方、低価格で宿泊できる施設です。プライバシーが守られないなどの留意点はあるものの、費用をおさえて旅行や長期滞在をしたい人には適しています。この記事ではホステルの特徴をホテル、ゲストハウスなどとの違いもふまえながら紹介します。
目次
1.ホステルとは
ホステルはドイツ発祥の青少年向けの簡易宿泊施設が発祥の宿泊サービスで、現在でも安価で最低限の宿泊機能が整っていて、リーズナブルな宿泊手段の一つとして、バックパッカーや若者の旅行などでさかんに利用されています。まずはホステルの基本的な特徴をみていきましょう。
1-1.ホステルの特徴
ホステルというと日本でも、あるいは世界の主要国でも「ユースホステル」が有名です。ユースホステルはドイツ(当時はプロイセン)のリヒャルト・シルマン氏が考案した、青少年向けに安価で手軽に宿泊施設を提供しようという趣旨から生まれたもので「国際ユースホステル連盟」あるいはその関連する団体に加盟しています。(日本国内のユースホステルは「日本ユースホステル協会」に属する)
ホステルには、ユースホステルとそれ以外のホステルがありますが、いずれのケースでも低価格というのが最大の特徴です。日本の場合は1泊3000円程度が平均的な価格となっています。低価格を実現するため基本的には素泊まりのケースが多いです。
また、同じく宿泊価格を抑制する観点から、部屋は他人との共同となっています。ユースホステルの場合は青少年の宿泊施設という趣旨から、男女別の部屋が基本です。
1-2.ホステルの基本的な設備
ホステルは低価格ということもあり、アメニティなどの付属品は必要最低限となっています。通常他人との大人数での相部屋が基本ですが、追加料金などにより個室を利用可能な施設もあります。
また、素泊まりであるため、食事などはつきません。その分共同のキッチンが付いていて、食事は各自で調理して用意します。そのほか、バスやトイレなども共同となっているケースが多いのも特徴です。
1-3.ホテルやゲストハウスとの違い
ホテルとの最大の違いは、個室か、相部屋であるか、という点です。また、ホテルのグレードにもよりますが、ホテルには各種アメニティ、個別のバス・トイレ、テレビや冷蔵庫など、滞在するうえで必要な機能や設備が充実しています。
全てのホテルではないものの、朝食や夕食が付く施設も少なくありません。その分、平均価格で見ればホテルの方が価格は高くなります。
一方でゲストハウスについては、宿泊客の使用感としてはホステルに近いものがあります。個室の場合もありますが、相部屋(ドミトリー)形式の施設もあり、またトイレ・バス、リビングなど共用となる設備も多いです。素泊まりが基本で低価格である点もホステルと共通しています。
但し、ゲストハウスは比較的小規模で営んでいる施設も多く、共同といっても数組程度の宿泊客がいるだけのケースも。そのため他人との接点はホステルの方が多くなりがちです。
2.ホステルを利用するメリット
多くの人は、価格の安さに魅力を感じてホステルを利用します。また、他の人と交流しながら過ごせるのも魅力です。ユースホステルについては、独自の体験プログラムやツアーが用意されていて、旅先の予定を手軽に充実させられます。
2-1.価格が安い
ホステルは価格が安いのが特徴で、平均3000円程度で宿泊できます。多くの人が宿泊費や旅費を抑える目的でホステルを利用しています。1週間宿泊しても2万円程度で済むため、長期旅行の宿泊先としてもおすすめです。
ただし、素泊まりのため食事は自分で調達するか、外食しなければなりません。もし外食に費用をかけすぎると、食事つきのホテルとあまり変わらないコストになってしまう可能性もあるので注意しましょう。
2-2.他の人との交流や情報交換ができる
ホステルには各地から人が集まってきます。費用が安いため、海外のバックパッカーなど日本人ではない人と交流する機会もあります。旅先での観光地やおすすめスポットなどの情報交換をすることも可能です。このように普段合わない人と気軽に交流できる点に魅力を感じて、ホステルを利用する人もいます。
2-3.独自のプログラムやツアーがある(ユースホステルの場合)
世界約80ヵ国が加盟していて、日本にも多数の施設があるユースホステルでは、多くの施設が独自のプログラムやツアーを用意しています。例えば、岩手県の安比高原カムイの森ユースホステルでは、冬季に雪遊びの体験プログラムをおこなっています。
また北軽井沢ブルーベリーユースゲストハウスでは、夜空の下の温泉に入れる「星空温泉ツアー」や登山ツアーなどを開催しています。このように、独自の体験プログラムで旅を充実したものにできるのが、ユースホステルの魅力の一つです。
3.ホステルを利用するうえでのデメリット
価格が安い分、設備やアメニティなどは最低限のものしかないため、充実した宿泊体験をするうえでは適さないでしょう。また、相部屋であることでプライバシーが確保されていないことなどを嫌気する人もいます。
3-1.アメニティや設備がそろっていない
施設によって違いはあるものの、アメニティの用意は最低限となっています。あらかじめ施設に用意があるものを確認して、足りなければ自分で持参しなければなりません。また、相部屋であることやトイレ・バスが共同であることなども、人によってはデメリットに感じるでしょう。ホステルの多くは素泊まりのため、一般的な旅館やホテルのように豪華な食事を楽しむこともできません。
3-2.プライバシーを確保できない
相部屋であることで他の宿泊者と交流の機会を持てますが、裏を返すとプライバシーがないと見ることもできます。
自分一人、もしくは一緒に旅行する仲間だけで過ごしたい場合には、ホステルは適さないでしょう。また、1人もしくは少人数で利用していて、相部屋の残りの宿泊者が大人数のグループだった場合には、肩身が狭い思いをする可能性もあります。
3-3.トラブルのリスクがある
ほとんどの利用者はマナーを守って利用していますが、部屋を汚したり、騒音を出したりと迷惑になる客と一緒になってしまうリスクがゼロとは言えません。
また盗難に遭う、逆に宿泊者の誰かが所持品を紛失した場合に盗難の疑いをかけられるなど、犯罪に巻き込まれるトラブルも個室の宿泊施設よりは高いといえるでしょう。
4.神戸・芦屋に滞在するときには安全なサービスアパートメントのミミロッコがおすすめ
神戸に滞在するときに落ち着いた空間で過ごしたいならば、サービスアパートメントのミミロッコがおすすめです。広々とした居室と充実した設備の中で、快適な滞在が実現します。
ミミロッコでの滞在を検討している人は、こちらをご覧ください。
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4-1.滞在に必要なものが揃った充実した設備
ミミロッコは1LDK~3LDKまでさまざまな広さの居室を用意しておりますが、どれも広々とした空間が確保されています。キッチンやソファなどの家具、家電や食器などは一通り備え付けで、インターネットやテレビ放送も滞在費用に含まれています。
また、リネン交換やルームクリーニングなどもおこなってくれるため、清潔な状態をキープしながら滞在可能です。
4-2.充実したサービスや周辺環境
周辺施設が充実しているのが特徴で、まず滞在すると施設内のジムを自由に利用できます。仕事などに伴う滞在で多忙な人でも、気軽に運動ができて便利です。
ミミロッコの中にはコンシェルジュが常駐していて、郵便物や宅急便、各種事務手続きのお手伝い、交通・観光情報の提供などをおこなっています。英語にも対応しているため、外国人にも便利です。
また周辺には美術館や博物館、温泉などの施設も点在しているので、観光目的やちょっとしたリフレッシュに訪れてみるのもよいでしょう。
4-3.芦屋駅徒歩2分の高アクセス
ミミロッコはJR芦屋駅から徒歩2分とアクセスが良いのも魅力です。駅前でありながら神戸の都心部から少し離れた落ち着いた雰囲気が特徴で、利便性と居住環境の良さを兼ね備えた立地となっています。
5.宿泊費の削減と充実した滞在のどちらを目指すかをふまえて宿泊先を決めよう
今回主に紹介したホステルは、相部屋で素泊まりとなる一方で、宿泊費を大きく抑えられるのが特徴です。その分、他の時間の食事やアクティビティにコストをかけたり、少ない旅費で長期滞在ができたりする魅力があります。
一方でミミロッコのように充実した設備や広々とした居室、きめ細やかなサービスが特徴の宿泊施設もあります。費用面や滞在場所のサービスの充実差などをふまえて、自分に合った滞在先を利用して下さい。
神戸・芦屋に滞在する際にミミロッコの利用を検討している人は、こちらから詳細をご覧ください。
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