ミミロッコ
コラム公開日 2023.07.24
短期賃貸とは?メリット・デメリットや手続きの流れを紹介!
通常の賃貸物件は、年単位などある程度長期の契約を想定した仕組みになっていることが多いのに対して、短期で賃貸契約を結べる物件も中には存在します。
短期契約の賃貸は、長めの出張やアドレスホッパーなどで数週間〜数ヶ月程度の滞在を考えている人に適した物件タイプです。今回は短期賃貸の特徴やメリット、デメリット、手続きの流れなどを紹介します。短期で滞在する時の住処について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.短期賃貸物件とは?
短期賃貸とは、1日〜数ヶ月程度で賃貸契約ができる物件です。ただし、一口に短期賃貸といってもいくつかの選択肢があるので、コストや自分のニーズに合った物件を選択するとよいでしょう。
1-1.短期賃貸物件の基本的な仕組み
通常の賃貸契約が2年程度の区切りになっているケースが多くなっています。契約途中で退出することできますが、1ヶ月前などある程度事前に通告しなければならず、また契約ごとに敷金・礼金や更新手数料などが発生します。
対して短期賃貸は文字通り短い期間で契約が可能です。明確な定義はありませんが、長くとも数ヶ月刻みで契約できる物件を指すケースが多く、中には1日単位や1週間単位での契約が可能な物件もあります。
また、敷金や礼金なしで連帯保証人などが不要な物件が多いのも特徴で、短期でもコストを抑えて住むことができます。また、基本的な家具や家電がついている物件が多いです。
1-2.マンスリーマンションやサービスアパートメントも短期賃貸の一種
短期賃貸物件には色々なタイプがあり、ウィークリーマンション、マンスリーマンションやサービスアパートメントも短期賃貸の一種となります。
これらの名称がつく物件では特に家具・家電つきが多い傾向に。さらにサービスアパートメントとなると、コンシェルジュつきでさまざまなサービスを提供していたり、部屋のクリーニング・リネン交換サービスがあったりすることもあります。
また、ホテルがサービスアパートメント契約を提供しているケースもみられます。よりコストを抑えた物件としては、シェアハウスやゲストハウスなどが1ヶ月単位などまとまった日数の滞在を受け付けている場合も。コストは相対的に安くなりますが、リビングやキッチン、風呂、トイレなどが共用となる物件が多いです。
ゲストハウスについてはこちらの記事も読んでみてください。
ゲストハウスとは?特徴やメリット・デメリット、他の宿泊サービスとの違いを紹介
2.短期賃貸を利用するメリット
短期賃貸を利用することで、滞在費用を抑えたり引っ越しの手間が減ったりといったメリットがあります。また、物件にはよるものの、ホテルより費用を抑えられるケースが多いのも特徴です。
2-1.初期費用が安い物件が多い
通常の賃貸物件では敷金・礼金や仲介手数料などが発生します。これらだけで家賃の数ヶ月分になり、転居する際には多額の初期費用がかかる場合が少なくありません。
その点、短期賃貸サービスの多くは敷金・礼金がかからないため、費用をかけずに引っ越しができます。物件によっては光熱費が家賃に含まれていて、生活中のランニングコストも抑えられます。
2-2.家具・家電が備え付けの物件が多い
短期で転居する場合にネックとなるのが家具・家電の運搬です。そのたびに引越し業者に依頼するのは費用もかかりますし、荷造り・荷解きも負担になるでしょう。
短期賃貸では、引越しの手間を軽減するために、家具・家電が備え付けとなっている物件が多いです。そのため、転入・転出の時には衣服や生活雑など最低限のものを持ち込めば生活ができるため、引越しの手間が少なくすみます。
2-3.ホテルよりは割安
短期賃貸はホテルよりは割安に長期滞在できる場合も少なくありません。ホテルは1日ごとの滞在が前提となっているうえ、日々の清掃やリネン交換、食事や大浴場の提供などサービスが充実している分、長期で住むには費用が高くなりがちです。
物件の方針によりますが、短期賃貸は数ヶ月〜1年程度をターゲットとしている場合が多く、基本的には自炊が前提となっています。付帯的なサービスがシンプルでまとまった日数の滞在が前提となっている分、費用が安い傾向にあるのです。
3.短期賃貸を利用するときの注意点
短期賃貸にはいくつか注意点があります。ここで紹介する注意点をふまえた上で、短期滞在の賃貸サービスを利用すべきか検討してください。
3-1.長期契約の賃貸よりは割高な場合も
短期賃貸は長期契約の賃貸より割高なケースもあります。短期で入居者が入れ替わるため、頻繁に清掃やメンテナンスが発生し、また入居者の募集も行わなければなりません。
敷金・礼金がない分これらの皺寄せが家賃に行って、家賃が周囲の物件相場より割高になる可能性があります。特に数ヶ月単位もしくはそれ以上の滞在であれば、通常の物件でも住める可能性があるため、どちらのタイプが適しているか比較検討しましょう。
3-2.契約延長が難しい物件もある
短期賃貸では近い将来入居者が出ていくことを前提として、継続的に入居者の募集が行われています。そのため、契約の終了が近づくころには、すでに次の入居者が決まっている場合も少なくありません。
後になって滞在期間を延長したいと考えても、次に住もうとしている方が決まっていたら、契約を延長することはできなくなります。
3-3.住民票を移せないケースが多い
アドレスホッパーなど、短期で転居を繰り返す方にとってネックなのが住民票です。定住先がなければ住民票の移転は困難に。そして、残念ながら短期賃貸物件には住民票を移すことができないケースが多くみられます。
住民票は実家や住居、住民票を登録するための拠点を確保しておきましょう。最近はバーチャルオフィスなどでも住民票登録が可能と謳っている場合もありますが、居住実態がなければ違法となる恐れもあるのでおすすめはできません。
4.短期賃貸の利用がおすすめな人
短期賃貸は次のような人に適した物件です。当てはまる人はぜひ利用を検討してみてください。
- ・長期の出張者
- ・日数の長い旅行者・バックパッカー
- ・アドレスホッパー
- ・外国からの駐在
出張や旅行は通常は短日や数日の滞在となりますが、中には数週間〜数ヶ月滞在するケースも考えられます。そのような時には賃貸を利用した方が生活コストを抑えられるかもしれません。
また、アドレスホッパーや外国からの駐在者にとっては家具・家電つきの物件の方が、入居や転居の負担が小さく済むのでおすすめです。
アドレスホッパーについてはこちらの記事も参考にして見てください。
5.短期賃貸の手続きの流れ
短期賃貸の手続きは通常の賃貸と大きくは変わりませんが、ポータルサイトが少ないので直接運営者に連絡を取った方が早いことと、料金が前払いである点などがやや異なります。
5-1.物件探し
一般的な賃貸ほどは賃貸ポータルサイトが発達していないため、場合によってはマンションやサービスアパートメントを運営している企業やオーナーを検索して、直接連絡を取った方が早い可能性もあります。
5-2.入居審査
簡易的な事前申込の後に審査が行われる場合もあります。ただし、長期で住むことはないうえ、料金は前払いのケースが多いため、長期の賃貸と比べれば審査は緩やかな傾向にあります。
5-3.書類提出と契約締結
審査が完了すると書類提出や契約締結に移ります。
- ・身分証明書(免許証のコピー・住民票など)
- ・契約者の印鑑(契約時の押印に必要)
- ・その他、同意書・連帯保証人・緊急連絡先の提出など(運営会社の規則による)
短期滞在のため書類は簡素化されているケースが多く、保証人などは不要の物件も少なくありません。数ヶ月〜の滞在期間にも対応している物件になると、保証人を求めるなど通常の賃貸契約に近い仕組みになります。
5-4.入金と鍵の受け取り
契約が完了したら、賃料などの費用を入金します。1ヶ月以内の短期滞在なら前金で全額入金するケースが多いです。
滞在期間が数ヶ月になる場合には、最初の1〜2ヶ月分で、残りは毎月支払うパターンもあります。後は鍵を受け取れば居室内に入れるようになるので、物件での滞在がスタートします。
6.神戸・芦屋のサービスアパートメント「ミミロッコ」も短期賃貸として利用できる!
神戸・芦屋でワンランク上の滞在を楽しみたいなら、サービスアパートメント「ミミロッコ」もおすすめです。ミミロッコは芦屋駅から徒歩2分の高アクセスで仕事・観光どちらにも便利。それでいて大阪や神戸の都心部からは離れていて、快適で優雅な生活が実現します。
ミミロッコには様々な広さや間取りの居室があるため、一人での滞在、家族連れそれぞれが適した区画を利用できます。それぞれの間取りは広く、ゆとりのある生活が実現します。
サービスアパートメントとして運営されているため家具・家電、基本的なアメニティが備え付け。さらにリネン交換やクリーニングなども行ってくれるため、家事の手間も減らせます。
神戸・芦屋の滞在期間をより充実したものにしたい方は、ぜひミミロッコの利用をご検討ください。
ミミロッコについてさらに詳しく知りたい方はこちら。
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