ミミロッコ
コラム公開日 2022.02.16
更新日 2022.02.17
マンションコンシェルジュとはどんな存在?管理人さんとの違いやメリットについて
マンションコンシェルジュは、マンション内に駐在している専用のコンシェルジュです。
宅配や事務手続きの代行などを始め、入居者が快適な生活を送れるようサポートするのが主な仕事ですが、
その他に何を依頼できるのかよく分からない方も少なくないのでは?
この記事では、
マンションコンシェルジュのサポート内容
混同されがちな管理人との違いについて
マンションコンシェルジュ付きの物件に住むメリット・デメリット
について解説いたします。
目次
1.マンションコンシェルジュとは?どんなサポートをしてくれる?
マンションコンシェルジュとは、入居者の生活をサポートする専用のスタッフのことです。
フロント・受付部分に駐在しており、入居者からの問合せやゲストの対応を行うのがメインの業務です。
一般的にコンシェルジュがいるマンションは高級マンションなので丁寧かつ細やかなサポート対応が求められますが、物件によって求められる経験やスキルのレベルが異なります。
マンションコンシェルジュが対応してくれるサービス内容について、次から項目ごとに詳しく解説いたします。
1-1.設備管理や備品レンタルの受付
マンション内の共有設備部分、たとえばエレベーターや廊下などの点検・管理や、台車や工具あど備品を入居者にレンタルする時の受付をしてくれます。
レンタルできる備品は物件によって異なります。
一般的には台車・脚立・空気入れ・工具などが多く、中には充電器や家電的なアイテムも借りられるマンションもあるようです。
1-2.生活に関するサービスのサポート
生活に関するサポートが受けられるのは、マンションコンシェルジュがいる物件ならではでしょう。
具体的には、
・ 郵便、宅配便の取次
・ クリーニングの受け渡し
・ タクシー/ハイヤーの手配
・ 切手や宅急便の伝票、粗大ゴミ券の販売
などが挙げられます。
マンションによっては、電池など日用品を受付で販売していることもあるようです。
家から出ずにこれらのサービスが受けられるのはとても便利ですよね。
1-3.サービスの紹介や手配
リフォームやハウスクリーニング、お花の配達、デリバリーサービス、ベビーシッターなど、暮らしに関わるサービスの紹介もマンションコンシェルジュの大切な仕事です。
希望する内容を伝えて、合致するサービスを手配してくれます。
また、コンシェルジュ自体が買い物代行など生活に関わるサービスを担当することもあり、お仕事や子育てで忙しいご家庭や、時勢柄無駄な外出は避けたい時にも助かるサポートを提供しています。
1-4.ジムやサロンなどの共用施設のスケジュール管理
マンション内に共有施設がある場合、予約管理もマンションコンシェルジュが行います。
入居者がゲストルーム、ジム、カフェなどがスムーズに利用できるよう、スケジュール調整を担当してくれます。
マンションによってはゲストルームやジムの利用は別途料金がかかることもあるので、利用前によくご確認ください。
2.マンションコンシェルジュと管理人の違いとは?
入居者の対応や設備の管理をするという特性から、マンションコンシェルジュは管理人と混同されることも少なくありません。
管理人は管理組合の規約で定められた共有部分の管理や清掃など物件の保守・点検などが主な業務です。
サービスへの取次や、各種代行業務は対応していません。
コンシェルジュも共有設備の管理などは行いますが、先ほどご紹介したように生活に関するもっと細やかなサービスも担当します。
3.マンションコンシェルジュ付きのマンションに住むメリット
コンシェルジュ付きのマンションに住むことで、どんなメリットが得られるのでしょうか。
項目ごとに見ていきましょう。
3-1.時間を効率的に使えてQOLが上がる
サービスの手配をコンシェルジュに依頼することで、自分の時間を効率的に使うことができます。
クリーニングや宅配便の依頼、サービスの比較・申込など雑用は意外と時間と手間がかかるもの。
忙しい毎日を過ごす人は中々時間が取れずに、雑務を後回しにしてしまうこともあるでしょう。
コンシェルジュに依頼できるものは、早めに頼ってしまえば時間のロスも防げてQOLも高まります。
3-2.困ったことがあったらすぐサポートしてくれる
マンションコンシェルジュのサポート内容は、明確に定義されているわけではありません。
そのため、暮らしや物件に関係する内容であれば柔軟に対応してくれることも多いです。
周辺地域の施設やサービスも紹介してくれるので、引越し直後でその土地が分からない時にも役立ちます。
3-3.セキュリティとしての効果も高い
マンションのエントランスにコンシェルジュがいることで、防犯対策にもなります。
防犯カメラなどで対策しているマンションも多いですが、怪しい人がいた程度では対策を取ってもらえません。
コンシェルジュ付きのマンションでは万が一周囲に不審な人物がいた場合もいち早く住民に注意喚起をしたり、警察などに通報してくれるので、高いセキュリティ効果も期待できます。
4.考えられるデメリット
マンションコンシェルジュがいることで、入居者が感じるデメリットにはどんなものが考えられるでしょうか。
コンシェルジュ付きのマンションに入居する前に知りたい難点についてもご紹介します。
4-1.自分でできるサービスも増えてきた
スマホの普及によって、デリバリーや配車サービス、クリーニングサービスの依頼など自分で簡単にできるサービスも増えてきました。
サービス内容や価格を比較して自分ですぐ申込ができるようになったので、わざわざコンシェルジュに相談する必要がないと感じることもあるかもしれません。
ただ、コンシェルジュはその地域についての情報量が多いため、自分では見つけられなかったサービスを紹介してもらえる可能性もあります。
4-2.共栄費が高くなる
コンシェルジュがいる分、共栄費や管理費が通常のマンションよりも高くなりがちです。
人件費がかかるためしょうがないのですが、コンシェルジュによるサービスをあまり使わない人にとっては負担と感じてしまうこともあるでしょう。
4-3.管理団体によっていなくなるかもしれない
管理組合、つまりマンションの入居者の意向によってはコンシェルジュが廃止される可能性があります。
コンシェルジュが廃止される理由としては、
・ 入居者が不要と感じている
・ 費用負担が大きい
・ コストに見合ったサービスが得られない
などがあります。
コンシェルジュありきでマンションを選びたい場合は、賃貸や分譲よりもサービスアパートメントなどがおすすめです。
5.経験豊富なコンシェルジュがいる物件を選びましょう
マンションコンシェルジュになるためには資格が必要なわけでもないので、物件や管理会社の意向により人材のレベルは異なります。
物件によっては学生のアルバイトがコンシェルジュとして勤務する所もあります。
もちろん、その人がきちんとした働きをしてくれれば全く問題ありませんが、やはり経験を積んだコンシェルジュの方がサービスも行き届いていることが多いです。
コンシェルジュ付きのマンションはその分共栄費がかかるので、必要な時にきちんとその分のサポートが受けられるよう経験豊富なコンシェルジュがいる物件を選ぶことをおすすめします。
不動産会社などで物件を探す時に、コンシェルジュのレベルについて聞いてみてもよいでしょう。
6.ミミロッコでは経験豊富なコンシェルジュが快適な生活をサポート
芦屋駅近くのサービスアパートメント、ミミロッコでは経験豊富なコンシェルジュとスタッフが駐在しており、生活のあらゆる場面のサポートを行います。
宅配便の手配や周辺施設のご案内はもちろん、家具家電を購入される際のサポート、急な雨の時のお出迎えなど細やかなおもてなしは入居者の皆様からご好評いただいております。
上記以外のことでも、なにか困ったことやご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。
ミミロッコのコンシェルジュは英語でのサポートも可能ですので、海外からのお客様も安心して滞在していただけます。
通常、マンションコンシェルジュは朝8時~夜10時くらいまでの対応時間としている所がほとんど。
ミミロッコではフロントにコンシェルジュが常駐しておりますので、深夜や早朝などの時間帯のご依頼もすぐ対応いたします。
またミミロッコの魅力をもっと知りたい方はぜひ以下のリンクからご覧ください。
まとめ
マンションコンシェルジュは、日々の暮らしをより快適に便利にするためのサポートをしてくれる専門スタッフです。
共有設備の管理・調整はもちろんのこと、各種サービスへの取次や代行なども行ってくれるので、コンシェルジュ付きのマンションにお住まいの方は有効活用しましょう。
一方、物件によってコンシェルジュの質にはバラつきがあります。
丁寧でこまやかなサービスを利用したいという方は、サービスアパートメントのミミロッコをおすすめします。
ぜひお気軽にお問い合わせください。