ミミロッコ
コラム公開日 2022.07.14
ホテル暮らしの費用はこれから高くなる?その理由とおすすめ施設
ホテル暮らしの費用は、1ヶ月あたりの宿泊費用だけでなく様々な諸費用も必要です。
ワーケーションやテレワークでホテルに滞在しながら日常を過ごす人も増えてきましたが、施設選びや生活スタイルによってトータルの費用は大きく変わるので、どのくらいかかるかはあらかじめイメージしておきましょう。
今回は、
・ホテルのグレードごとの費用
・宿泊費以外にかかる費用
・ホテル暮らしが高くなる理由
・長期滞在におすすめな施設
についてご紹介したいと思います。
目次
1.ホテル暮らしの費用は高い?種別ごとの1ヵ月の宿泊費
ホテル暮らしの費用は1ヶ月あたりどのくらいかかるのでしょうか?
ホテルのタイプごとの費用相場について解説いたします。
1-1.ドミトリータイプ
ドミトリー(相部屋)は、リーズナブルなホテルや民宿、ゲストハウスでよく見られるタイプです。
何人で一部屋を使うかはホテルによって違いますが、相部屋する人数が多いほど一泊の料金は安くなります。
ドミトリーの一泊当たりの相場は、2500円前後。
1ヶ月利用すると2,500円×31日=77,500円ほどが宿泊費になります。
宿泊費を抑えたい人や、ホテルに滞在する時間が短い方におすすめです。
第三者と寝泊りするので、
・ホテルでゆっくり過ごしたい
・ホテルで仕事したい
・家族で過ごしたい
というケースには向きません。
1-2.ビジネスホテル
ビジネスホテルは、出張者向けのホテルのことで長期出張など仕事関係でホテル暮らしする際に使われます。
単身利用者が多くサービスやアメニティ、ホテル内の設備などは簡素で必要最低限となっています。
また客室が狭めなのが特徴で非日常を楽しむというよりは、寝床を確保するというイメージが近いでしょう。
その分、宿泊費用はシティホテルと比べて安く抑えられます。
東京の場合は、ビジネスホテルの1泊あたりの値段は7,000円~12,000円くらい。
1ヶ月で安くても7,000円×31日=217,000円、高めのビジネスホテルだと12,000円×31日=372,000円がかかります。
1-3.シティホテル
シティホテルとは都市部にある、サービスが充実したホテルの総称です。
観光利用やサービスを重視する方が利用していて、ホテルのサービス・設備・アメニティなども充実しているのが特徴です。
ホテルごとの料金の差が最も大きいのもこのシティホテルで、1泊の料金は10,000円~数十万円するところも。
帝国ホテルやホテルオークラ、ニューオータニ、ペニンシュラなど、ラグジュアリーホテルと呼ばれるホテルだと費用も格段にアップします。
相場と表現するには幅がありますが、シティホテルの1ヶ月の費用は30万円~100万円くらいでしょう。
2.ホテル暮らしで宿泊費以外にかかる費用
ホテル暮らしにかかる費用は、宿泊費だけではありません。
食費・クリーニング代・雑費など、生活を送る上で必要なお金も想定しておきましょう。
2-1.食費
ホテル暮らしの場合食事は、
外食
ルームサービス
テイクアウト
レンジ調理など簡単にできるもの
インスタント食品
といったパターンがあります。
何を買うかで1ヶ月の食費は変わります。
総務省が発表した2020年度の家計収支編 単身世帯 詳細結果表では、単身世帯の食費の月平均は40,333円でした。
ホテル暮らしの場合
外食やテイクアウトが増える
飲み物も全て買う
といった要素を考えるとプラス1~2万円ほどはかかると考えた方がよいでしょう。
実際にホテル暮らしをした人のレポートなどを読むと、「食費だけで10万円かかった」「100円ショップやスーパーのレトルトをよく使ったがストレスがあった」という意見もありました。
ホテル暮らしでの食事の調達については、こちらのコラムで解説しております。
ホテル暮らしの食事と洗濯はどうする?家事のしやすい設備をご紹介!
2-2.クリーニング・洗濯代
ホテルの部屋には洗濯機はついていないので、洗濯をしたい場合はホテル内や近隣のコインランドリーで洗濯をしたり、クリーニングサービスを利用する必要があります。
コインランドリーの費用相場は以下の通りです。
・洗濯:1回200円~500円
・乾燥:10分100円
1回あたり500円~で、週に2回洗濯するとしたら1ヶ月4,000円くらいは洗濯代として必要です。
スーツやなどをクリーニングに出す場合は、ホテルのクリーニングサービスか近隣のクリーニング店に出します。
クリーニング代金は、
・シャツ、ブラウス:200~300円
・スーツ:1,000~3,000円
・ワンピース:1,000円前後
・ジャケット:1,000~2,000円前後
くらいが目安です。
ホテルのサービスを使う場合はもっと割高になりますが、ホテルによってはクリーニング済みのものをクローゼットにかけてもらえるなどのメリットもあります。
2-3.日用品・雑費
ホテルで長期滞在する場合は、日常生活に必要な日用品・雑費もかかります。
ホテルにはアメニティがありますが、その他に最低でも以下のものは必要でしょう。
・洗濯用洗剤:300円~
・柔軟剤:400円~
・ウエットティッシュ:200円~
・コロコロ:200円~
・消臭スプレー:300円~
その他、快適に過ごすための耳栓やアイマスクなどを買う人も多く、ストレス発散に趣味のグッズや持ち込める規格の家電を購入する人もいます。
家電を持ち込む場合は、ホテルに事前にご確認ください。
3.今後ホテル暮らしの費用が高くなると予想する2つの理由
ホテル暮らしは、コロナ禍において急激に身近なものになりました。
しかし、今後は長期滞在のための費用が高くなっていくと予想されます。
その大きな理由の2つについてご説明します。
3-1.観光客解禁
国内では制限がほぼ撤廃され、自由に旅行ができるようになりました。
それに加えて海外からの入国者も受け入れるようになり、国内外から徐々に観光客が集まると予想されます。
宿泊予約が増えると長期の連泊が難しくなるだけでなく、
・割安な中長期プランの撤廃
・観光価格での宿泊費用の設定
などで宿泊費が高額になることが考えられます。
すでにテレワーク向けやリーズナブルな長期プランの縮小をしているシティホテルもあります。
3-2.物価高の影響
海外情勢や原料高の影響で、物価上昇も留まるところを知りません。
特に光熱費・原油価格は高騰し続けており、宿泊費用に反映される日も遠からずくるでしょう。
「宿泊費がこんなにかかるのに設備があんまり・・・。」「コストを抑えるために狭い部屋を選んだらリラックス出来なかった」という事態も起こりかねません。
4.ホテル暮らしは長期的にはコスパが悪い?サービスアパートメントって?
ホテルに長期間滞在するホテル暮らしは、数日単位の短期滞在と比較するとコストパフォーマンスは優れているとは言い難いかもしれません。
不十分な設備で料理をしなければならない点や、部屋の設備や広さが気になってリラックスできないという人も多いでしょう。
キッチンがついているホテルもありますが、スペースが狭く設備も簡易的な所が多いです。
さらに先に述べた物価の影響も考えると、「せっかくのホテル暮らしなのに費用に合ったサービスが受けられていない」と感じる日も近くなるかもしれません。
またホテル暮らしについては、以下の記事でも詳しく解説しております。
合わせてご覧ください。
ホテル暮らしとは?費用目安やメリット、デメリットをまとめて解説!
そこでおすすめしたいのが「サービスアパートメント」の存在です。
サービスアパートメントとは、以下の条件を兼ね備えた施設です。
・ホテルのようにサービスが充実している
・賃貸物件のように契約して住むことができる
・キッチンやお風呂など生活設備が充実している
ただ、ホテルが行っているホテル内サービスアパートメントは、客室に滞在するので家事スペースはそれほど充実していません。
家事の不便さは通常のホテル暮らしと同じですので、長期滞在するならサービスアパートメント専用の施設がおすすめです。
5.芦屋駅徒歩1分のミミロッコは邸宅のように充実した設備が魅力
ミミロッコは全国的に有名な高級住宅街がある、芦屋のサービスアパートメントです。
JR芦屋駅から徒歩なんと1分という好立地。
周辺には、
・大丸 芦屋店
・モンテメール蘆屋
・京料理 たか木
・あめ婦
・乃が美
など有名店も多くあります。
もちろんスーパーやコンビニなど手軽なお買い物ができるお店もたくさんあるので、自炊をしたい方も近場でお買い物が済ませられます。
ミミロッコでは部屋ごとに異なったテーマを設けており、ホテルのように画一的な部屋作りは行っておりません。
間取り・内装・色調など、タイル一枚に至るまでこだわりを込めています。
リビングルームはゆったりと広めに作っているので、ご家族でリラックスタイムを過ごせます。
キッチンや洗濯機など、家事設備も大充実!
ホテルのようにルームクリーニングやリネン交換、コンシェルジュサービスも完備しているので、自分のライフスタイルやその時の気分に合ったお過ごし方が選べます。
こちらのページでは、お部屋の詳細な写真やVR内見がご利用いただけます。
まとめ
ホテル暮らしは一見優雅ですがグレードによって費用の差が激しく、生活費や手間にかかるコストについても考慮する必要があります。
滞在先の設備によっても異なりますが、ホテル暮らしは快適さや生活のしやすさなどを考慮すると長期的な視点では満足度を得にくい選択かもしれません。
ミミロッコでは様々なお部屋のタイプがありますが、一番シンプルな間取りの1LDKでも寝室・リビング・お風呂・トイレがそれぞれ独立してゆったりと空間を取っているのでプライバシーを守りながらリラックスしてお過ごしいただけます。