ミミロッコ
コラム公開日 2021.09.01
更新日 2022.04.25
サービスアパートメントとは何か、知っていますか?
最近、人気が高くなっているサービスアパートメントをご存知でしょうか?
通常のアパートやマンションとホテルの中間のような存在と言われていますが、具体的な内容を知らないという方も多いでしょう。
- ・サービスアパートメントとは一体何なのか
- ・ウィークリーマンション等との違い
- ・サービスアパートメントのメリット・デメリット
について解説します。
目次
1.サービスアパートメントとは?
一般的なアパート・マンションの様に賃貸契約を結んで入居し、ホテルのようなサービスを受けることができるのがサービスアパートメントです。
また、その賃貸住宅そのものではなく、そこに住む上で選択する生活スタイルがそう呼ばれることもあります。
1-1.アパート、マンションとの違い
サービスアパートメントとアパート・マンションの違いについては、家具の有無が挙げられます。
サービスアパートメントは家具・家電が元々備え付けられていますが、普通のアパートやマンションでは家具などはなく自分で揃えなければなりません。
通常の賃貸物件でも家具つきのところがありますが、割合で考えるとかなり低いと考えて良いでしょう。
1-2.ウィークリーマンションやマンスリーマンションとの違い
ウィークリーマンションやマンスリーマンションなどの短期滞在を目的としたところでも家具・家電が備え付けになっている所は多いので、しばしば混同されることもあります。
しかし、ウィークリーマンション等とは大きく異なる点があります。
それは、サービスの有無です。
サービスアパートメントの場合は、清掃サービスがついているのです。
清掃サービスでは、ホテルの様に室内の清掃とリネン類の交換も行われます。
日頃忙しくてなかなか掃除には手が回らないという方や、掃除が苦手という方でも常に清潔なお部屋で暮らすことができます。
また、一般的な賃貸住宅では更新期間を2年間としていることが多いので、基本として2年単位での入居となります。
ウィークリーマンションでは週単位、マンスリーマンションの場合は月単位が一般的です。
サービスアパートメントも、原則として最短の入居期間は1ヶ月以上となっています。
ただし、その点については絶対ではありません。
もっと短期でもいいという所もあれば、半年など最低入居期間が長いところもあります。
サービスアパートメントとウィークリーマンション等との違いについては、こちらの記事でも詳しく解説しております。
合わせてご覧ください。
先ほども言ったように、室内の清掃やリネン類の交換をしてもらうことができるのですが、その頻度にも違いがあります。
1-3.ホテルとの違い
ホテルの場合は、1泊から利用することができるため、その点がサービスアパートメントと大きく異なります。
それ以外の点としては、ホテルの場合は宿泊するための審査などはありませんが、サービスアパートメントの場合は通常のアパートやマンションと同じく、入居審査があります。
また、あくまでもアパートメントなので、キッチンが付属しているという点もホテルとは異なります。
ホテルでは外食しかできませんが、サービスアパートメントの場合は自炊もできるのです。
先ほども言ったように、室内の清掃やリネン類の交換をしてもらうことができるのですが、その頻度にも違いがあります。
ホテルの場合は原則として清掃とリネン類の交換は毎日行われますが、サービスアパートメントの場合は、週1回程度というところが多いでしょう。
ホテル暮らしについては、以下の記事でも詳しく解説しております。
合わせてご覧ください。
ホテル暮らしのおすすめポイントは?注意点や費用なども解説!
1-4.ホテルとの違い
サービスアパートメントの費用相場は、立地・広さ・サービスによって大きく異なりますが、1人暮らし用のワンルームタイプ(25㎡くらい)の場合20万円~/月くらいが相場と言えます。
周囲の環境、交通アクセスの良さ、部屋数と面積、サービスの充実度などによっても異なるので、価格だけではなく要素を総合的に決めることをおすすめします。
また、もう一つのサービスアパートメントの費用の特徴として、初期費用がないことが挙げられます。
一般的な賃貸物件を契約する場合に必要な初期費用の内訳を見てみましょう。
これに加えて、家具・家電の購入費用や引越し業者への費用も考慮しなければなりません。
サービスアパートメントでは基本的に初期費用もかからず、生活に必要な家具・家電・調理器具なども揃っており、リネン交換・ルームクリーニング・コンシェルジュサービスがついているので賃料は一般的な賃貸と比較しても高い傾向にあります。
ですがその分快適に生活が送れるようサービスが充実しているので、お忙しい方、余裕を持って日々を送りたいと考える方にサービスアパートメントの人気があるのも頷けます。
2.サービスアパートメントのメリット、デメリットとは?
サービスアパートメントを利用する上で考えられるメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
「サービスアパートメントに興味はあるけど、多面的な視点から検討したい」とお考えの方のご参考になれば幸いです。
2-1.メリット
サービスアパートメントは、短期で住まいを探す方が良く利用しています。
海外からの一時帰国や出張などで数週間から数か月程度滞在する方や、一時的な赴任、もしくは長期の旅行での滞在などに向いているのです。
また、自宅の改装などで仮住まいを探している人も、わざわざ家具を運ばなくていいという理由で利用するケースがあります。
サービスアパートメントの賃料は、通常のアパート・マンションよりも高額です。
しかし、同じ日数をホテルで過ごすのと比較すると、割安といえるでしょう。
ホテルの場合、宿泊料以外にも食費やクリーニング代などがかかります。
ホテルでは、キッチンがないので基本的に外食か、あるいは総菜、お弁当などを購入することになります。
しかし、サービスアパートメントの場合はキッチンがあり自炊も可能なので、食費は抑えられるのです。
洗濯機も備え付けられているので、普通の衣服は自分で洗濯できます。
シーツなどは定期的に交換されるので、自分で洗う必要がありません。
そのため、クリーニング代も普通のアパート等に住んでいるのと変わりません。
そう考えると、そこまで割高にはならないのです。
また、サービスアパートメントには管理スタッフが常駐していることも多く、中にはコンシェルジュがいるところもあります。
もし常駐していなくても、管理会社に連絡すればすぐに駆け付けてくれるでしょう。
生活していく中でトラブルが発生しても、その対応をスタッフに任せることができるのもメリットです。
何かあった時、慌てて自力で対処しなくてもいいのです。
ネット環境も整っていることが多いので、入居してすぐに快適な生活ができます。
普通の賃貸住宅の場合は、入居してから回線事業者に連絡して、インターネットの工事をしてから使用できるのですが、それを待たなくてもいいというのは大きなメリットとなるでしょう。
2-2.デメリット
サービスアパートメントを利用する上で考えられるデメリットとして、物件や部屋が少ないことが考えられます。
余裕のある空間作りをしているサービスアパートメントは、一般的な賃貸物件と比べても1棟あたりの部屋数は少なめなことが多く、気になる部屋があってもタイミングによっては既に埋まってしまってることもあるようです。
次に、「日本国内では物件自体が少ない」という点も利用者にとっては小さくないデメリットと言えるでしょう。
欧米や東南アジアなどでは外交官や富裕層が利用するサービスアパートメントが多く、日本と比べて利用するハードルがそれほど高くないようです。
物件が少ないことから、一般的な賃貸物件のように全国の物件を検索・比較できる情報サイトもなく、情報収集がしにくいという問題点も存在します。
また、物件によって住民票登録の可否が異なるという点も無視できません。
特にホテルをサービスアパートメントとして貸し出している場合は、数ヵ月以上の滞在でも住民票登録できない場合があり、郵便の受け取りなどに手間がかかってしまいます。
サービスアパートメントを専門にしている物件は住民票登録できることがほとんどですが、長期滞在を前提に探す場合は、事前に確認しておくとよいでしょう。
3.サービスアパートメントに入居するには?
サービスアパートメントに入居する場合の流れについて、解説します。
3-1.空き部屋の確認
まずは、入居を希望するエリアのサービスアパートメントを探して、空き室の確認をしましょう。
情報を検索しているWEBサイトもいくつかあるので、そこを調べてみるといいでしょう。
そういったサイトで見ると、空き室があるかどうかはすぐに分かります。
もし、掲載されていないサービスアパートメントに入居を希望するのであれば、管理・運営をしている会社に直接連絡して確認してみてください。
サービスアパートメントは、通常の賃貸住宅やホテルよりずっと数が少ないものです。
希望するエリアや時期によっては、なかなか空き室が見つからないこともあるでしょう。
ネット上では情報が更新されていないだけで既に空き室があるケースもあるので、管理会社に問い合わせてみてもいいでしょう。
いつ空き室が出る予定かも、教えてもらえるかもしれません。
3-2.内覧・申込
空き室状況を確認して、希望の物件に空き室があった場合は申し込みをします。
その際は、事前に内覧を申し込むこともできます。
遠方から訪れるため、そのまま申し込みをされる方もいるのですが、自分が住むことになる場所なので可能な限り内覧をしてから決めることをおすすめします。
情報を検索しているWEBサイトによっては3D内覧が可能なところもあります。
3-3.審査・契約
内覧の結果、問題がないと判断したら申し込みをしましょう。
その際は、指定された書類を提出しなくてはいけません。
その書類の内容をもとに審査が行われ、問題がなければ入居できます。
審査を通過できたら、契約書にサインをします。
そして、保証金を納めましょう。
敷金や礼金などは原則としてありませんが、サービスアパートメントによっては必要となってくるため確認しましょう。
申込の際は、支払方法も確認してください。
銀行口座への振込や引き落とし以外に、クレジットカードでの支払いが可能なケースもあります。
3-4.入居
支払い方法を確認し準備が整ったら、いよいよ入居です。
部屋のカギの受け渡しをしたら、すぐに入居できます。
但し、その時はいくつかの説明などがあります。
説明されるのは、室内の設備の使用方法の他に受けられるサービスの内容、トラブルが起きた際の問い合わせ先などです。
また、入居期間の変更についても説明されるでしょう。
入居期間を延長するケースや、予定より早く退去するケースもあります。
その際は、事前に連絡をする必要があるのですが、可能かどうか、またその際に生じる料金などは契約書に明記されています。
入居時に確認しておきましょう。
後は、その部屋で快適に過ごすことができます。
長期で利用する場合などは、家具を持ち込みたいという方もいるかと思います。
それが可能かどうかも、契約書で確認しておきましょう。
ミミロッコの契約までの流れ
4.神戸の高級住宅街「芦屋」にあるサービスアパートメントミミロッコがおすすめ
ミミロッコは神戸の高級住宅街芦屋駅から徒歩1分と、超好立地にあるサービスアパートメントです。
「マニュアル不要のホスピタリティ」というモットーの元、経験豊富なスタッフによる細やかなサービスはご利用された皆様からご好評いただいております。
多様なニーズにお応えし、何度でもフレッシュにご利用いただけるように、ミミロッコでは部屋ごとにテーマを変え、タイル一枚までこだわりを詰め込んだ空間を設計しています。
フロントにはコンシェルジュが常駐しており、皆様の快適な生活をサポートさせていただきます。
英語にも対応しておりますので、ビジネスで海外からの大事なゲストをお迎えする際も安心してご利用いただけます。
周囲にも百貨店や有名レストランの数々があり、少し足を伸ばせば美術館や自然豊かな公園も。
ミミロッコは、皆様のゆとりある快適な生活のお手伝いをさせていただきます。
ミミロッコの魅力はこちら
5.まとめ
サービスアパートメントは、馴染みが無いという方も多いでしょうが、必要とする方も多いサービスです。
高級なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、家具・家電付でサービスが充実していることから長期出張時などビジネスシーンで利用される方も意外と多くいらっしゃいます。
本記事でご紹介したように、あらかじめ特徴や費用について詳しく知っていれば必要になった時にサービスアパートメントが選択肢の一つとして考えることができるでしょう。
あらかじめ、どんなエリアにどのくらいあるのかを調べてみるのもおすすめです。